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音楽講師紹介Music lecturer introduction

趙勇ちょうゆう


趙勇
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プロフィール

元 中国音楽協会会員
元 中国民族管弦楽学会会員
元 中国吉林省民族楽団揚琴演奏家

1957年 中国吉林省長春市生まれ。
12歳から揚琴を学ぶ。
1976年 中国吉林省芸術学校入学。
1978年 中国瀋陽音楽学院入学、揚琴部門専攻。
1982年 中国吉林省民族楽団入団、同年、全国民族音楽表演賓参加、表演賞受賞。
自ら作曲した「満族舞曲」は優秀作品として表彰され、全国放送された。
中国代表団の一員としてカナダや北朝鮮等に訪問演奏。
作曲や編曲を数多く手がけ、中国吉林省民族楽団の指揮者として、中国全土で活躍。
1989年 来日、全国で演奏活動を展開
1991年 佐賀県多久市公益財団法人「孔子の里」音楽講師に就任
1999年 日本に帰化。
2002年 中国東北揚琴学会名誉理事に任命
2003年 趙勇ソロコンサート「揚琴の世界・響」を開催。
現在、音楽活動を通して全国で活躍中。
2004年 テイチクエンタテイメントよりCD発売中

揚琴ようきん

およそ630年の歴史を有すると言われ、別名洋琴・打琴・胡蝶琴とも言われている。
14世紀にヨーロッパで流行し、明代の末(17世紀)ごろ中国へ伝来し、当初は広東一帯を中心に伝統音楽の演奏に用いられたものが次第に全土に広まり、伴奏や器楽合奏(広東音楽・江南糸竹など)に用いられ、また独奏楽器としても活用されるようになった。(一説によると、チタ一族の打弦楽器のひとつで西アジアから伝わったサントゥ―ルが中国化したもの)扇型の琴前に駒を配し(各駒に2~5弦)144本の鋼線を、竹のバチ2本で打奏する。その美しく澄んだ音色は、ピアノに似ている。


趙勇の思い

私は幼いころから、音楽が大好きでした。ラジオから流れてくる曲に、自然とリズムを取っていた記憶があります。
12歳の時、揚琴に出会い澄んだ音色に魅せられました。
 私の子供時代は、中国文化大革命真っ最中で、学校は午後の授業がなく、早く遊ぼうと家路を急いだものでしたが、私は父の指導のもと、毎日6時間以上、揚琴の練習をしていました。そのおかげで民族楽団に入団し、海外へも訪問演奏に行きました。
作曲や編曲の勉強もしたので、自作の「満族舞曲」は、優秀作品として全国に放送されました。
 私は、父を恨んだこともありましたが、今は手を合わせて感謝しています。
 平成元年に来日し、日本の曲を揚琴で奏でるうち、日本の童謡のメロディーがとても心に響くようになり、感動を覚えました。
 今回は、すばらしい日本の曲を揚琴で演奏しています。
 きっと皆様の心に、揚琴の美しい澄んだ音色が伝わることでしょう。


派遣・演奏依頼

派遣・演奏依頼に関しましては、公益財団法人 孔子の里 電話番号 0952-75-5112までお問合せ下さい

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